紅酢ホンチョ(ざくろ酢)は美容だけじゃない!悪玉コレステロールを下げる効果と他のお酢との違いを紹介

ホンチョ(ザクロ酢)が悪玉コレステロールを下げる効果紅酢(ホンチョ)は、ざくろを発酵させて作られた酢で、韓国で大ブームになったこともあります。

日本ではざくろ酢として知られており、この名前なら聞いたことがあるという方も多いのではないでしょうか?

ホンチョは美容に良いということで、美肌効果やバストアップ、ダイエットに役立つとしてとり入れる女性が多いようです。

しかし、美容だけではなく、悪玉コレステロールの低減効果を始め、健康面も効果があるということはあまり知られていません。

ホンチョに含まれる成分やその効能、コレステロールを下げるメカニズムについて解説するとともに、他のお酢との違いなどについてまとめていきます。

ホンチョ/ざくろ酢ってどんな食品?

ホンチョの原料となるザクロざくろはペルシア原産の果物で、熟すと裂け、内部には種子を包んだか肉のつぶつぶがたくさん詰まっている果実です。

1つの実にたくさんの種子を持つため子孫繁栄の象徴ともされています。

ざくろにはカリウムなどのミネラルや、ビタミン類が含まれています。

ざくろには体内の女性ホルモンのバランスを整える働きもあると言われています。

特に更年期以降の女性ホルモン分泌量が減った女性におすすめできる果物です。

女性は加齢とともに女性ホルモンの分泌が低下し、様々な体の不調や老化を感じるようになります。
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減ってしまった女性ホルモンをざくろから補うことで、ホルモンバランスを保つことができるようになるのです。

お酢には、クエン酸や酢酸などの有機酸が含まれており、食欲増進、代謝改善、殺菌効果など様々な作用があり、健康食品の代表ともいえる調味料です。
お酢が悪玉コレステロールを下げるメカニズムとは?

ホンチョはざくろの栄養成分と、お酢の栄養成分、両方の効果を得ることができるのがメリットです

ざくろ酢がコレステロールを下げるメカニズム

ざくろが女性ホルモンのバランスを整える

ホンチョ(ザクロ酢)のダイエット・美容効果女性ホルモンであるエストロゲンは、女性らしい体を作ったり、月経のメカニズムを整えたりと、性に関する働きだけではなく、丈夫な骨を形成したり、自律神経を整えるといった大事な働きを持っています。

このエストロゲンは、更年期以降に減少していき、閉経を迎えると分泌されなくなります。

これにより、動悸やのぼせといった更年期障害や骨粗鬆症のような症状が見られるようになり、女性はこの時期に多くの体の変化を感じるようになります。

また、妊娠中はどんどんエストロゲンの分泌は増えていくのですが、出産をすると減少していきます。

これが産後の抜け毛やうつ、肌荒れなどの原因と考えられています。

このように、エストロゲンの変化によって、女性の体は大きく左右されるのですが、コレステロールに関しても影響を受けます。

若いときには正常だったコレステロール値も、エストロゲンの減少とともに高くなる場合があります。

また、エストロゲンの減少による基礎代謝の低下からの体重増加も、コレステロールを上げる原因です。

ざくろには様々な栄養素が含まれており、女性ホルモンのバランスを整えると言われています。

おすすめなのは更年期以降の女性ですが、若い女性が食べても問題ありません。

ポリフェノールがコレステロールを下げる

ざくろにはポリフェノールのタンニンやアントシアニンが含まれています。

ポリフェノールは抗酸化作用があるので、悪玉コレステロールの酸化を防ぎ、コレステロールを再び利用できる状態にして肝臓に戻し、コレステロールの上昇を防いでくれます。

お酢の成分でコレステロールを下げる

お酢に含まれる酢酸には、コレステロールを下げる働きがあります。

これはクエン酸サイクルを活発化し、体内に蓄積された脂肪を燃やしてくれる作用によるもので、体内の中性脂肪の減少がコレステロールを低下させることに関連しています。

コレステロールが高い人に適したざくろ酢の摂り方

美容や健康に良い効果のあるざくろ酢ですが、その効果を高めるためにも、正しいとり入れ方を知っておきましょう。

飲み物と割って摂る

ざくろ酢は他の酢に比べて飲みやすいようですが、それでも酸味が気になり直接は飲みにくいかもしれません。

ざくろ酢と水を1:3~5の量で割って飲むのがオススメです。その他にも、炭酸水や牛乳・豆乳で割っても美味しく飲めます。

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デザートにする

水で割ったざくろ酢に砂糖を加えてゼラチンで固めると美味しいゼリーになります。

寒天で作ればよりヘルシーにすることもできます。

また、普段食べているヨーグルトに加えて毎朝の習慣にしても良いでしょう。

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料理に使う

普段使うお酢の代わりに、料理に使用することもできます。

大根やカブのような色の薄い野菜をざくろ酢で漬けると、色味が活かせてきれいに仕上がります。

摂取目安量と副作用

ざくろ酢は果糖やオリゴ糖が含まれているので、他のお酢に比べるとカロリーは高めです。

1回に飲む量を25mlまでとし、1日2~3回を目安に摂取しましょう。

ざくろにはカリウムが多く含まれており、飲みすぎることでミネラルバランスが崩れ、頭痛や吐き気を引き起こす場合もあります。

健常な人の場合は適量を守っていれば副作用などが起きる心配はありませんが、気になることがあれば飲み始める場合に病院で相談してみましょう。

結論

ざくろ酢は、ざくろとお酢に含まれるそれぞれの栄養成分を摂ることができ、普通のお酢にはない効果も得ることが期待できます。美容や妊娠を希望している女性にも有効な食品として注目されています。

自然な甘みを持つざくろ酢は、他の酢よりも飲みやすく続けやすいというのもメリットです。是非毎日の習慣としてとり入れてみてくださいね。

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 監修者 大見 貴秀医師


フリーランスの麻酔科医として複数の病院で勤務。生活習慣病アドバイザー、麻酔科標榜医、麻酔科認定医、日本麻酔科学会会員、日本抗加齢医学学会(アンチエイジング学会)会員。

医師として生活の質を上げ、楽しく健やかな毎日を過ごして頂くため「健康」に関する執筆も行っています。