天然の抗菌薬「プロポリス」には悪玉コレステロールの合成を抑え、体脂肪の蓄積を抑える効果もあった!

ミツバチが作り出すプロポリスの悪玉コレステロールを下げる効果プロポリスは健康効果が高いといわれ、近年注目度が増加しており、日々の健康管理に摂り入れる人が増えています。

しかし、名前だけは知っていても、実際の効果やどんな成分なのかということはあまり知らない人も多くいることでしょう。

プロポリスが持つ、様々な効果の中には、コレステロールの合成や体脂肪の蓄積を抑制する効果もあります。

それでは、コレステロールが高い人にも効果があるとされている、プロポリスについて解説していきます。

プロポリスってどんな食品?

プロポリスプロポリスは、ミツバチが樹木から樹脂を集め、唾液とともに噛み続けてワックス状にしたものです。ミツバチは、このプロポリスを巣の補修や、外敵の侵入の防止、巣の内部の温度管理などに使用しています。

プロポリスは、強力な殺菌作用や細胞活性化作用があり、天然の抗生剤ともいわれています。

古来からヒトは、このプロポリスという安全性の高い自然の成分を、体にとり入れ、健康維持に役立てています。

約2000年前から、プロポリスは存在していたにも関わらず、日本に生息するミツバチがプロポリスを使用しないということもあってか、日本でプロポリスという言葉が使われるようになったのは1985年くらいからと、割と最近のことです。

プロポリスは非常に多くの成分を含んでおり、わかっているだけでも300種類になります。

鉄やマグネシウムなどのミネラル、ビタミン各種、アミノ酸、有機酸など様々です

これだけ多くの成分が含まれていれば、もちろん得られる効果もそれだけ多いということです。

プロポリスは免疫力を高めたり、体の調子を整えたりする働きもあります。

抗がんや循環器疾患予防にも効果的であると考えられており、研究が進められています。

プロポリスがコレステロールを下げるメカニズム

プロポリスには豊富なフラボノイドが含まれています。

フラボノイドには毛細血管を強化する働きがあります。高コレステロール値の人や高中性脂肪値の人は動脈硬化のリスクが高くなりますが、プロポリスのフラボノイドの力でリスクをある程度低減することができます。

またプロポリスを摂取することで脂肪代謝自体も改善することも分かっています。

あくまで動物実験の段階ですが、プロポリスの摂取により体脂肪が減少したというデータもあります。

コレステロールが高い人に適したプロポリスの摂り方

プロポリスは、コレステロールを下げる働きがあり、コレステロールが高い人には是非とり入れて欲しい成分の一つです。

プロポリスについての正しい摂り方を身につけ、より効果的にとり入れましょう。

摂取量について

プロポリスの効果を期待して、摂りすぎるのはNGとされています。毎日継続的に摂取を続けることでより効果が現れやすくなります。

プロポリスの摂取目安量は1日300mg程度で、ビタミンCと一緒に摂取することで、効果を高めてくれます。

摂取方法

プロポリスはドリンクやサプリメントなどの健康食品から摂るのがオススメです。

商品によって、プロポリスの含有量が違うので、栄養表示や摂取量は必ず確認をして正しく飲みましょう。

副作用について

プロポリスの摂取によって副作用が出ることはまれですが、全く起こらないというわけではありません。

喘息やアトピーなどを持病に持つ人に、アレルギー症状がひどくなったという報告もあるので注意しましょう。

摂取の注意が必要な人

普段より体がデリケートになっている妊娠中や授乳中は、注意が必要です。

万が一アレルギー症状が出た場合にも、飲める薬が少ないので、適切な対応ができない場合があります。

また、腎臓や肝臓に持病がある人も、症状が悪化する場合があるので、とり入れる際には必ず主治医に相談しましょう。

プロポリスは子供の健康にもとても効果のある食品です。

商品によっては子供に対しての摂取目安量が違う場合もあるので、しっかり確認しましょう。

体の小さい乳幼児は、念のため控えたほうが良いでしょう。

結論

プロポリスには非常に多くの成分が含まれており、コレステロールを下げる以外にも様々な働きによって、多くの人の健康作りに役立ちます。

サプリメントやドリンクであれば、簡単に始めることができ、続けやすいのでオススメです。

ただ、商品によっては粗悪なものもあり、プロポリスの効果を十分に引き出せない場合もあります。

効果を実感し、健康を守るためにも、正しいプロポリスを選ぶことができるように心がけましょう。

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 監修者 大見 貴秀医師


フリーランスの麻酔科医として複数の病院で勤務。生活習慣病アドバイザー、麻酔科標榜医、麻酔科認定医、日本麻酔科学会会員、日本抗加齢医学学会(アンチエイジング学会)会員。

医師として生活の質を上げ、楽しく健やかな毎日を過ごして頂くため「健康」に関する執筆も行っています。