コレステロール値を下げる具体的方法としてすぐに思い浮かぶのが、食事に気をつけることでしょう。
コレステロールの多い食べ物を避け、コレステロール値を下げる効果的のある物を食べるようにするのです。
コレステロールを多く含む食べ物は、牛肉、豚肉、レバー、バター、チョコレート、卵黄、うなぎ、いわし、ししゃも、すじこ、たらこ、いかの塩辛などです。
逆にコレステロールを下げる食べ物は、レタス、ごぼう、キャベツ、たまねぎ、にら、にんにくなどの野菜、大豆、わかめなどの海藻類、しいたけなどのきのこ類、緑茶、ごまなどです。
また適度な運動も必要です。
運動することで、体内の脂質の代謝がよくなり、コレステロール値を下げる効果があるのです。
運動が苦手な人にはウォーキングがおすすめです。歩くことで軽く汗を流すだけでもコレステロール値を下げる効果が期待できます。
生活習慣は、コレステロール値に大きく関わってきます。特にタバコ、飲酒、ストレス、睡眠時間には注意が必要です。
タバコを吸い過ぎたり、お酒を飲み過ぎる傾向にある人は、それを控える必要があります。また睡眠時間を十分に取ることを心がけます。できるなら22時から2時の間は熟睡できるようにします。
またストレスを感じていたら、リラックスできる時間を設けることも重要です。
このようなことに気をつけ、それを続けることでコレステロール値を下げることができます。できるならばこれらのことを最低でも半年間続けることがおすすめです。
フリーランスの麻酔科医として複数の病院で勤務。生活習慣病アドバイザー、麻酔科標榜医、麻酔科認定医、日本麻酔科学会会員、日本抗加齢医学学会(アンチエイジング学会)会員。
医師として生活の質を上げ、楽しく健やかな毎日を過ごして頂くため「健康」に関する執筆も行っています。