ストレスや睡眠不足は悪玉コレステロールを上げる?そのメカニズムと対処法を解説

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ストレスでLDLコレステロールが上がる運動や食事など、毎日の生活習慣が、コレステロールに影響を与えるということは誰もが知っている通りですが、実はストレスや睡眠不足でもコレステロールを上げるということを聞いたことはありますか?

私たちは、普段何気なく生活を送っている中で、気付かないうちに色々なものからストレスを受けています。ストレスが原因で起こるものといえば、精神的な病気が思い浮かばれますが、実はストレスは、コレステロールや血糖値の上昇など、内科的な疾患にも影響を与えています。

それではなぜ、ストレスを受けるとコレステロールが上がってしまうのでしょうか。コレステロールとストレスの関係性について解説していきます。

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ストレス・睡眠不足が悪玉コレステロールを上げるメカニズム

ストレスとは?

悪玉コレステロールを増やすストレス人がストレスを感じる原因には様々なものがあり、大きく身体的なストレスと精神的なストレスに分けられます。ストレスは悪い意味で使われることが多いのですが、楽しいや嬉しいといった良い感情も実はストレスで、「変化」や「刺激」という意味で捉えた方が適切かもしれません。

この日常で感じるストレスを、どう受け取るかというのも、人によって変わってくるため、同じ原因があっても、性格や思考によってストレスを感じるかそうでないかに違いが出ます。

身体的なストレス
病気、ケガ、通勤、騒音、明るさ、天気、気温
お酒タバコ食事運動、睡眠不足

精神的なストレス
学校、仕事、家庭、人間関係、病気、ケガ、疲労
離別、死別、不安、恐怖、失敗、挫折

ストレスは人によって感じ方が違いますが、コレステロールの上昇のような体への影響は、上記のようなストレスが原因で起こることがあります。睡眠不足もストレスのひとつの要因です。

ストレスとコレステロールの関係

それでは、ストレスを感じることで、どうしてコレステロールが上がってしまうのでしょうか。そのメカニズムを解説します。

血液検査で中性脂肪が低いのにコレステロールが高いという場合があります。食事や運動が原因であれば、大抵の場合中性脂肪とコレステロールは関連して高くなります。しかし、コレステロールだけが高いという場合は、栄養士の視点から見て、ストレスが大きく関係していることが考えられます。

ストレスが増加すると、体の中の活性酸素が増えて、体の酸化が進んでしまいます。コレステロールは抗酸化力を持つので、体の酸化を防ぐために、脂肪組織や肝臓から、コレステロールをとり出して血中に流すという作業が行われ、酸化して壊れた細胞を修復しようと働くのです。

また、過度のストレスを感じることによって、体の様々な機能が低下し、善玉コレステロールによる不要なコレステロールの回収がスムーズにいかず、血液中に悪玉コレステロールを増やしているという結果に結びつきます。これらが、ストレスによってコレステロールが上昇するメカニズムです。

今日からできる対処法

このように、食事や運動に気を付けていても、普段からストレスを感じる生活を送っていることで、誰にでもコレステロールが上昇してしまうという可能性があります。

ストレスによるコレステロールの上昇を防ぐためには、ストレスをいかに減らすかというのが重要なポイントです。簡単にできるストレス解消法や、活性酸素を撃退するのにオススメな食事のポイントなどについて説明します。

ストレス解消のリラックス法

運動をする
ウォーキングでストレスを解消体を動かすことは、コレステロールを下げることにも効果的ですが、ストレス解消にも役立つとされています。激しい運動ではなく、ウォーキングやストレッチなど、簡単なものでも良いので、始めやすいものから取り組んでみてはいかがでしょうか。

運動はその強度や時間よりも、続けるということが一番大切です。週に3回以上、定期的に行う習慣を身に付けましょう。

カンタン!続く!運動嫌いの人におすすめのコレステロールを下げるストレッチやウォーキングのコツ

趣味に没頭する
自分の好きなことに集中している時間は、悩みや心配事について考えることもなく、穏やかな気持ちで過ごせることでしょう。意識を逸らすということも、とても大切です。趣味を見つけて思いっきり楽しみましょう。

音楽を聴く
音楽を聴くというストレス解消法も有名です。自分の気持ちに合わせた曲をかけて、気持ちを解放させてあげるのも良いですし、楽しい曲をかけて気分をあげるのも良いでしょう。

園芸療法
ガーデニングや家庭菜園などの園芸は、海外でも人気があり、精神疾患や高齢者の方々の施設でもとり入れられています。土を触ることで自然の癒しの力を感じ、ストレス解消にも有効です。

ストレス解消に役立つ食事

抗酸化作用を持つ食べ物
ストレスに役立つ野菜ジュース活性酸素の除去に効果的なのが、ビタミンCやビタミンE、βカロテン、ポリフェノールを多く含む食品です。野菜や果物などに多く含まれているので、積極的にとり入れてみましょう。

ビタミンB群
大豆製品や豚肉、うなぎなどに多く含まれるビタミンB群は、代謝をサポートし、疲労回復に効果的です。疲れを溜めないこともストレス解消にはとても大切です。

カルシウム
牛乳チーズヨーグルトなどの乳製品や小魚に多く含まれるカルシウムは、神経の興奮を鎮める効果や、体の調子を整える効果があります。乳製品にはリラックスホルモンの元になるトリプトファンも多く含まれますので、不足しないようにしっかり摂りましょう。

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結論

食事や運動に気を付けていてもコレステロールが高いときは、ストレスを疑ってみましょう。睡眠不足や人間関係など、一見何も関係のないようなことでも、コレステロールを上げる原因となってしまっていることもあります。

ストレスはコレステロールを上げること以外でも、様々な病気のリスクを高める要因として注意する必要があります。運動や趣味でストレスを発散し、ストレスに負けない強い体を作るためにも、食事にも気を配りましょう。

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